No.491 アーケイド・ファイア/ウェイク・アップ (2004)

FUNERAL [CD]
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その491
Arcade Fire – Wake Up

カナダのモントリオール出身、7人編成の大所帯バンドだ。
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム以外に、ヴァイオリン、アコーディオン、パーカッション、キーボードの担当がいる。

プログレというほど複雑でも実験的でもないが、クラシカル風味のサウンドとフリースタイルみたいな楽曲が新鮮な、オルタナティヴ・ロック系のバンドだ。

テキサス出身のウィン・バトラーがモントリオールで組んだバンド、アーケイド・ファイアのデビューアルバムは、タイトルからして『Funeral (葬式)』と、陰鬱極まりないないものだった。
シリアスで陰鬱な、この時代のロックを覆う影は、2001年の9.11の衝撃と、その後に続く中世の宗教戦争時代に戻ったかのような、暗い影なのかもしれない。

子供たちよ、目を覚ませ
間違って教わったものを掲げろ
連中が夏を塵にしてしまう前に

この稲妻の光が強くなることによって
自分がどこに向かっているのか見えてくるだろう
上ばかり見てないで、足下をしっかりと見よう
(written by Arcade Fire)

1stアルバムはチャートアクションこそ全米123位どまりだったが、彼らの音楽はその年最も高く評価された。
各国の音楽雑誌でベストアルバムに選出され、その年最もブレイクしたバンドとなった。

2ndアルバムはさらに陰鬱なものになったが、全米2位の大ヒットとなり、最新アルバムでは全米・全英で1位を獲得する超人気バンドとなっている。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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