No.142 T.レックス/テレグラム・サム (1972)

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≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その142
T. Rex  Telegram Sam

その「テレグラム・サム」は、わたしがT.レックスでいちばん好きなアルバム『ザ・スライダー』に収録され、シングルとしても全英1位となった大ヒット曲だ。

「ゲット・イット・オン」と同じような曲だけど、この曲はさらにタイトルもカッコいい。
意味はわからんけど。

いかにもT.レックスらしい、シンプルなブギだけど、初めて聴いたときはたったこれだけの単純なイントロが鳥肌が立つぐらいカッコイイと思ったものだった。
マーク・ボランは、単純で簡単で普通で安価なものを、ものすごくカッコ良く聴かせることができる天才である。

最近の世の中は「ゴッホより普通にラッセンが好き」らしいのだけど、わたしはラッセンなんてやっぱりあんまり好きじゃなくて、ふつうにゴッホやピカソの絵のほうがユーモアがあったりせつなかったり荒っぽかったりしてカッコいいと思ってるし、T.レックスもやっぱり独特の繊細じゃない(ように聴こえる)タッチが面白いしカッコいいと思ってるのである。
あんまり上手くもないヴォーカルと、なんだかたどたどしいギターに、こりゃおれでもできそうだとついつい錯覚してしまうのも、ゴッホやピカソを見て「こんなのならおれでも書けそうだ」なんてだれもが思うのと同じ気がする。

わたしが認定したということで、これでマーク・ボランも天才芸術家の仲間入り。

The Greatest
T. Rex
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