No.242 スライ&ザ・ファミリー・ストーン/ファミリー・アフェア (1971)

暴動
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その242
Sly & The Family Stone – Family Affair

1971年発表の、彼らの5枚目のアルバム『暴動』に収められ、シングルとしても全米1位になった大ヒット曲だ。

今あらためて聴くと、こんな暗くて実験的でアブない歌詞の曲が3週にもわたって全米1位だったという状況は凄い時代だと思う。
スライの勢いもあっただろうけど、やはり特別な時代だったのだろう。
競うようにロックやソウルが進化していくことに多くの人々が熱狂していたのだ。

この曲のなんとも言えない不穏な響きと怪しげなグルーヴ感がたまらない。
勉強して立派な大人になる子供もいれば、火をつけて燃やしてしまいたくなるような大人になる子供もいる、それも家庭の事情、などとアブないことが歌われる。

ファミリー・ストーンのメンバーは録音に加わっておらず、ベースをスライが弾き、ドラムはリズムボックス、ギターはボビー・ウーマック、ヴォーカルはスライとその妹のローズだ。

何重にもダビングしているのでノイズが多く、音もこもった感じに聴こえるのだけど、それがまたこの曲の不穏な空気を濃くしていてカッコいい。