No.243 ジャニス・ジョプリン/ジャニスの祈り (1971)

PEARL
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その243
Janis Joplin – Move Over

ジャニスが死んだのはアルバムのレコーディング中のことだった。
結果的にそのアルバム『パール』が彼女の最後のアルバムとなり、この名盤は全米で9週連続1位という大ヒットとなった。

この『パール』のレコードをGの大将に借りて聴いたのが、わたしにとってのジャニスとの出会いだ。
わたしはこのアルバムの1曲目の「ジャニスの祈り」を聴いて、もう30秒以内にはジャニスのことを好きになった。
それまで聴いた中でいちばん凄い女性ヴォーカルだと思った。

というのは18歳ぐらいの頃の話だけど、それ以来たくさん音楽を聴いてきたけれど、いまだにジャニスを超えるような女性ロックヴォーカリストを聴いたことはない。
彼女が死んでもう46年も経ったけれど、でも現在でも洋楽ロックに興味を覚えた若者がジャニスにたどり着いたときに受けるそのインパクトは、われわれの頃となんら変わっていないだろうと思う。

先日DVDで2016年の映画『ジャニス リトル・ガール・ブルー』を見た。
30年ぐらい前に観た『ジャニス』(1974)という映画が強く印象に残っていて、同じようなドキュメンタリーではあるけれど、久しぶりにジャニスの映像がたっぷり観れて、やっぱり凄いなあとあらためて感心した。

中でも印象的だったのが、集団生活をしていたバンドのメンバーたちが語った「ジャニスが男を連れ込んでヤッてる時の声がとにかくものすごかった」というもので、それはもう、目に浮かぶようである。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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