カサビアン/ファイア(2009)

ルナティック・アサイラム

【21世紀ロックの快楽】その3
Kasabian – Fire


カサビアンなんてまだ若手バンドみたいなイメージなのに、彼らもそろそろアラフォーである。

歳を取ると時が過ぎるのが早すぎて、「ちょっと前の」と思っていることが実際には15年も前だったりするので困ってしまう。


デビューの頃は畑泥棒みたいだった彼らも、すっかりロックスターらしくなった頃の大ヒット曲だ、全英3位まで上がった。

この曲を収録した3rdアルバム『ルナティック・アサイラム』は全英1位に輝いている。


カサビアンは90年代ロックの影響を色濃く受け継いでいるバンドだ。

ストーン・ローゼスがロックにダンス要素を取り入れたのを受け継ぎ、オアシスのメロディを重視したソングライティングを引き継ぎ、プライマル・スクリームのロケンロールセンスとチャレンジ精神を引き継いだ。

ロックの汗臭さもきちんと匂わせながら、すっきりとクールに仕上げるのが上手い、数少ない正統派英国ロックバンドだと思う。

この曲もいかにも彼ららしい、実験性と、ポップと、ロックのカッコ良さが同居した楽曲だ。

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