エアロスミス/バック・イン・ザ・サドル(1976)

Rocks

【70年代ロックの快楽】
Aerosmith – Back in the Saddle

4枚目のアルバム『ロックス(Rocks)』のオープニング・トラックで、シングルとして全米38位のヒットとなった。70年代の、最初の黄金時代のエアロスミスだ。

70年代のエアロの中でも重量級の曲のひとつで、エアロスミス屈指のヘヴィメタル・ナンバーと言える。グツグツと血がたぎってくるようなアツい曲だ。

ライヴではよくオープニングに演奏されるようで、下の動画の東京のライヴでもそうだけど、たしかにテンションの上がるオープニングになるに違いない。いきなりスティーヴンの飛沫がスタンド最上段まで飛んで行きそうな歌い出しだ。

Saddle」はもともと馬の鞍のことらしい。
どこから戻ってきたのかは知らないけど、とにかくヤツはふたたび馬にまたがり、砂煙を上げて爆走しながら戻って来た、そんなイメージの曲だ。

しかし、この曲が発表された1976年あたりをピークに、スティーヴンとジョーがドラッグに溺れ、バンドは崩壊していく。
メンバーの脱退が相次ぎ、レコードは売れず、10年近くに及ぶ低迷期に突入する。

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