No.079 ザ・ポリス/見つめていたい (1983)

synchronicity
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その79
The Police – Every Breath You Take

レゲエをやる白人バンド(白いレガッタ)としてデビューしたイギリスのバンド、ポリスの後期の代表作。
どうでもいいけど、わたしは彼らの2ndアルバムのタイトル曲「白いレガッタ」を長い間、車の歌だと思い込んで聴いていた。「赤いコルベット」や「黒いキャデラック」みたいな。なぜそうなったのかはわからない。

この曲は美しい曲だし、邦題が「見つめていたい」なので甘いラブ・ソングのように思い込んでいたら、ほんとうのところは「おれはつねにお前の一挙一動を見張っている」というストーカー的な内容の歌なんだそうだ。

おまえがなにをしようと、どこへ行こうと
おれはずっと見つめている
なにを言おうと、どうごまかそうと
だれと寝てようと
おれはずっと見つめている

おまえはおれのものなんだ
おまえがどこかにいくたびに
どれだけおれの胸が痛むか、わからないのか

(written by Sting)

サスペンススリラーだ。
スティング自身の結婚生活の崩壊から生まれた曲らしい。

そう理解してからPVを見ると、ちょっとスティングが怖い。
ロマンチックな狂気、とでもいうべきか。

邦題にダマされて、間違っても、結婚披露宴などで歌ったりしないように。

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