グラディス・ナイト&ザ・ピップス/夜汽車よ!ジョージアへ(1973)

GREATEST HITS

【夜のロック】#9
Gladys Knight & The Pips – Midnight Train to Georgia

グラディス・ナイトはジョージア州アトランタ出身のソウル歌手で、ザ・ピップスというのは男性3人のコーラスグループで、グラディスの兄や従兄などの身内で固められている。

グラディス・ナイト&ザ・ピップスはなんと、グラディスが8歳のときに結成され、11歳の時に初めてのレコーディングを行っている。

本格的なデビューは1961年で、グラディスが17歳のときだった。

60年代はモータウンから数々のヒットを飛ばし、73年にブッダに移籍すると、この「夜汽車よ!ジョージアへ」で初の全米No.1の大ヒットをかっ飛ばした。


この曲は、シンガー・ソング・ライターのジム・ウェザリーの曲のカバーだ。

元はフォーク・ロック風の曲で、タイトルも「飛行機よ!ヒューストンへ」というものだった。
だからなのだろうけど、ソウル・ミュージックといっても、わりとポップス寄りの曲である。その新鮮な感じも良い。

わたしはこの曲が大好きで、なんとなくだけど、昭和歌謡を思い出してしまう。
70年代の昭和歌謡に、このあたりのソウル系ポップスのアレンジの影響があったのかもしれない。
ついつい、ヒットスタジオでダン池田とニューブリードが演奏しているのを想像してしまうのである。

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