【21世紀ロックの快楽】
Queens Of The Stone Age – The Evil Has Landed
Queens Of The Stone Age – The Evil Has Landed
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは米カリフォルニア州出身の”ハードロック・バンド”だ。1997年にデビューした。バンド名は「石器時代のオカマ」という意味なんだそうだ。
最初の2枚のアルバムはチャートに入らなかったが、右肩上がりに売れて、6枚目のアルバムで初の全米チャート1位を獲得した。ちなみにそのアルバム『ライク・クロックワーク』は直前にドラマーが脱退してしまったため、なんとフー・ファイターズのデイヴ・グロールがドラムを叩いている。
この曲はその次の、7枚目のアルバム『ヴィラン』の収録曲だ。
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジはたぶん昔に聴いたこともあると思うのだけど、あまり印象に残ってなくて、この曲を昨年聴いたときに、こんなによかったっけ? と思ったほどだった。
一見時代錯誤にも見えるゴリゴリの70年代ハードロック風だが、しかし妙に新鮮でもある。ちゃんと「新しい音」を持っていると思う。後半のパンク的なスピード感もカッコいい。
このアルバムは全米3位、そして初の全英1位を獲得した。
ほらあ。
時代錯誤だろうがなんだろうが、そんなことはどうでもいいことだ。
今も「ロック」を待ち焦がれてる人たちは、世界中にいるんだってば。
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