The Police – Don’t Stand So Close to Me
ポリスの3rdアルバムからのシングルで、全英1位、全米10位となった大ヒット曲。
『ゼニヤッタ、モンダッタ(Zenyatta Mondatta)』といういかがわしいアルバム・タイトルのオープニングが「高校教師」ときたら、どうしてもいかがわしいことを連想してしまう。
実際、教師を誘惑しようとする女子生徒のことを歌っているのだけれど、邦題こそ「高校教師」と付けられているものの、「Young Teacher」「This girl is half his age」という歌詞からすると、高校生よりもっと若い、中学生ぐらいの女生徒のことではないかとさらにいかがわしい想像に発展してしまう。
「僕に近寄らないで! 僕に近寄らないで!」と連呼し過ぎなのも気になる。近寄ったらどうだと言うのだろう。我慢する自信がないのだろうか。
スティングの書く歌詞には変態ラヴソングが多い。
さすがは元小学校の国語教師である。
いや、こういう文脈だと「小学校の」というのがまたコワくなってくるけれども。
ちなみに1993年に日本で大人気となったTVドラマ『高校教師』は、脚本の野島伸司がこの曲からインスパイアされたものなんだそうな。
余談だけど、このPVの中で、スチュワート・コープランドがスティングに紙くずらしきものを投げつけるシーンがある。
スチュワートはふざけてるつもりなのだろうが、こういうのってガチでイラッとするものだ。その後二人の仲が悪くなっていくのは、スチュワートのこういうところのせいなんじゃないかと勝手に想像してしまう。