No.020 ザ・キンクス/サニー・アフタヌーン (1966)

Face to Face
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その20
Kinks sunny afternoon

ストーンズやザ・フーみたいな華やかさやワイルドなカッコ良さには欠けるかもしれないけど、キンクスは愛おしいバンドだ。

レイ・デイヴィスには、一度聴いただけで耳に残る、フック(つかみ)のあるしっかりした歌メロ、ユーモアにもあふれた極上の名曲を書く才能がある。
ロックンロール、哀愁漂うバラード、ヒルビリー、ソープ・オペラまで、引き出しが多く幅広い曲が書ける才能はまるで専門の職業作曲家のようだ。

こういうフックの効いた「歌」をうまく書く職人みたいなロック・アーティストですぐにわたしが思いつくのはカート・コバーンだ。
イメージとしては似ても似つかない二人だけど、わたしはこの二人にはなんとなく共通するものがあると勝手に思っている。

この曲はイギリスで、1966年の夏の最大のヒット曲となった。
歌詞は、豪邸に住んでいる金持ちが税務署に財産を全部持っていかれ、やることがないのでビールをのみながら午後の陽だまりでダラダラしながら、「あー、ラクして生きてー」って言ってる歌なのだそうだ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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