No.136 クリス・クリストファーソン/サンデー・モーニング・カミング・ダウン (1970)

Kristofferson
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その136
Kris Kristofferson – Sunday Morning

「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」のクリストファー・クロスではない。
クリス・クリストファーソンである。
間違いやすいので、念のため。

1936年にテキサス州ブラウンビルで生まれたクリス・クリストファーソンは今や俳優としてのほうが有名なのかもしれないけど、もともとはカントリー歌手としてデビューし、数々のヒット曲を書いた。
ソングライティング能力に優れ、ジャニス・ジョプリンの「ミー・アンド・ボビー・マギー」も彼が書いた曲だ。
この曲は彼の1stアルバム『クリストファーソン』に収録された、彼の代表曲だ。

ジョニー・キャッシュも彼の才能を早くから認め、自分の番組(ジョニー・キャッシュTVショー)でもこの曲を自ら歌った。
その時の逸話で、この歌に出てくる「Stoned(ハイになる)」という言葉は放送できないので変えてほしいというプロデューサーの懇願に対して、ジョニーは「これは真実を歌っているんだ。真実の何が悪い」と突っぱね、堂々と歌い切ったのだった。

日曜の朝でなくてもついつい口づさみたくなるメロディも良いが、まるで映画のワンシーンのように情景が浮かぶ歌詞もまた素晴らしい。
色々なことを想起させ、心に深く刻まれる印象的な詩だ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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