No.183 ピクシーズ/ディベイサー (1989)

Doolittle

≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その183
PIXIES Debaser

ピクシーズはボストンのバンドだ。1987年にデビューした。

フロントマンのブラック・フランシスはハゲでデブで性格も悪い、悪の化身のような男と言われていた。
でも音楽の才能は素晴らしい。
私見では、1980年代の終わり、米国90年代ロックの扉を開いたのはこのデブである。

彼らの音楽は、ラウドなギターとポップなメロディー、静寂と轟音のメリハリ、素晴らしいユーモアと顔に似合わぬ愛らしさがあった。

ニルヴァーナのカート・コバーンも彼らからの影響を隠さなかった。カートは「ピクシーズを聴いて人生が変わった」と言った。

しかしニルヴァーナが大ブレイクしたちょうどその頃、残念ながらピクシーズは解散した。
解散の理由は、デブの性格が悪すぎてもう限界だったと聞く。

この曲はいかにもピクシーズらしい、ラウドなギターとハイテンションな絶叫ヴォーカルがどこまでもポップだ。

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