ザ・ローリング・ストーンズ/快楽の奴隷(1974)

イッツ・オンリー・ロックン・ロール(紙ジャケット仕様)

ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#69
The Rolling Stones – Luxury

ストーンズの曲の中では比較的地味な存在で、ベスト盤に入ったこともないし、数あるライヴ盤にも一度も収録されたことはなかったと思う。そもそもライヴで演奏したことがあるかどうかもわからない。

でもわたしはこの曲が大好きだ。このアルバムの中でいちばん好きかもしれない。

めちゃくちゃシンプルなメロディで、ちょっとレゲエっぽい。

有名曲にはならなかったけど、B面の1曲目に収録したぐらいだから、それなりに自信作だったのではないか。少なくともミックかキースのどちらかが、良い曲書けたわー、ぐらいには思ったのではないだろうか。

歌詞は、貧しい労働者が「世の中はいろいろ不公平だけど、女房・子供に贅沢させるためにおれは働くんだ!」と言ってる歌だ。素晴らしい。泣ける。

これは貧しい労働者がネガティヴな愚痴をこぼしているのか、それとも世の中そうしたもんだと割り切って前向きに働くぜ、というポジティヴな歌なのか微妙なところなのだけど、わたしはこのギターのコードにとても温かいものを感じる。

働けど働けど楽になることはきっと死ぬまでない、悪い星の下に生まれたとしか思えない労働者たちへの応援歌に聴こえる。

最後の「Harder、Harder」の繰り返しは切ないものも感じるけど、ときどき仕事しながら口づさんでしまう歌なんだよねぇ。

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