No.479 スウェード/ステイ・トゥゲザー (1994)

Stay Together
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その479
Suede – Stay Together

スウェード5枚目のシングルで、全英3位まで上がった、初期の代表曲だ。
スウェードらしい、耽美的で、メロディが豊かで、良い意味で変態的な名曲である。

スウェードはヴォーカルのブレット・アンダーソンがナルでカッコつけてて腹立つ、みたいな人もいるらしくて残念だけれども、しかし初期のスウェードというのはどちらかというとバーナード・バトラーの変態ギターのほうがウリのバンドだったのだ。
なんならブレットは無視してもいいので、バーナードのギターをぜひ聴いてやってほしい。

あと、ブレットがケツを振りながら歌うのがキモいという人もいるようだけど、あれはモリッシーのマネなので勘弁してやってくれい。

しかしスウェードは、80年代末からの轟音ギター・ロック・ブームからいち早く次の段階へと進んだ革新的なバンドでもあった。

今から思えば、その後90年代後半に隆盛した”ブリット・ポップ”の扉を開いたのは、スウェードだったのだ。

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