【女子ロックの快楽】
Lush – Sweetness and Light
Lush – Sweetness and Light
そしてこのラッシュも、カナダのプログレ・バンドのRUSHではなくて、女子2名・男子2名のイギリスのバンド、LUSHだ。
毎回ラッシュのことを言うたびに「RじゃなくてLのほうの」と言わなければならないのも面倒なものだ。
当時は、そのうちプログレなんて絶滅するから「ラッシュ」と言えばLUSHのことだとみんなに通じる時代が来るに違いないと思っていたが、あいにくならなかった。残念極まりない。
この曲はエマ・アンダーソン作の2ndシングルで、米オルタナ・チャートで4位まで上がるヒットとなり、アメリカでも注目を浴びることとなった、ラッシュの出世作だ。
透明度の高いファルセット・ヴォイスと、煌めくように軽やかに響き渡るギターが交じり合っい、ダンス・ビートに乗って明滅するともう体が動き出さずにはいられない、90年代の懐かしい香り漂う桃源郷だ。
シューゲイザー一派の中でも、独特の世界観を醸し出した、ラッシュのスタイルが確立された初期の代表曲だ。
大音量で聴きながら浸っていると実に気持ちが良かった。
ちなみに、派手女が好きだったわたしは、赤い髪のミキちゃん派だった。
Visited 40 times, 1 visit(s) today