No.234 オーティス・レディング/ドック・オブ・ベイ (1968)

Dock of the Bay
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その234
Otis Redding – (Sittin’ On) The Dock Of The Bay

寂しげで、疲れ切ったように、呟くようなヴォーカルで歌われるこの穏やかな名曲は、それまでのオーティスのイメージと少しだけ違い、それまでのソウルミュージックの印象と大きく違う。

派手なシャウトも無ければ、強いベースやダンスビートも無く、フォークやロックなどの要素も取り入れて、心を揺さぶるような歌詞をよりリアルに伝える歌になっている。
オーティスの新しい音楽への一歩と同時に、ソウルミュージックの新たな扉を開くような画期的な名曲だ。

この曲はオーティスとプロデューサーのスティーヴ・クロッパーによって書かれ、1967年の12月にメンフィスで録音された。

しかしこの曲をレコーディングした3日後、オーティスとスタッフが乗った自家用飛行機が湖に墜落し、パイロットを含む全員が還らぬ人となった。

翌月、この曲はシングルとして発売され、全米1位の大ヒットとなった。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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