ビースティ・ボーイズ/ファイト・フォー・ユア・ライト(1986)

ライセンスト・トゥ・イル [でかジャケCD]

【80年代ロックの快楽】
Beastie Boys – (You Gotta) Fight For Your Right (To Party)

元々はハードコア・パンク・バンドだった彼らは、パブリック・エナミーやLLクールJなどが所属するデフ・ジャムレーベルと契約し、リック・ルービンのプロデュースでヒップホップとハードロックとパンクを自由に行き来するような画期的なアルバム『ライセンス・トゥ・イル』を発表した。

ヒップ・ホップのアルバムとして史上初めて全米1位を獲得したこのアルバムは、80年代の十指に数えられていい最重要アルバムだ。
この曲はそのアルバムからのシングルで、こちらも全米7位と大ヒットした。

ビースティ・ボーイズの登場は、革命的だった。彼らは初めてヒッブ・ホップにアプローチしたロック・バンドだった。
見た目はバカみたいだけれど、ロック・バンドとして楽器も弾きつつヒップ・ホップへと転身した彼らは、ロック界からもヒップ・ホップ界からも支持される、最強のアーティストに生まれ変わった。

エミネムの2018年のアルバム『Kamikaze』のジャケットは、このアルバムへのオマージュである。白人のエミネムにとって彼らは大師匠みたいなものだろう。

残念ながら、2012年にリーダーでベーシストのMCAが癌により、47歳で他界した。
これ以降ビースティ・ボーイズとしての活動はなく、事実上の解散となった。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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