No.478 ザ・キュアー/フライデー・アイム・イン・ラヴ (1992)

Wish
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その478
The Cure – Friday I’m In Love

暗黒で陰鬱で病的なイメージのあるキュアーが、92年のアルバム『ウィッシュ』では、ポジティヴでエネルギッシュな一面と、リアル・シザーハンズのソングライティングのスキルの高さ、引き出しの多さを見せつけるようなバラエティに富んだ佳曲を、ズラリと並べて見せたものだった。

凄い、とわたしは思った。今でもこのアルバムが、キュアーの最高傑作だと思っている。
このアルバムで彼らは初めての、全英1位を獲得した。

中でもこの「フライデー・アイム・イン・ラヴ」は、これまでのキュアーのイメージを一新するような、明るくて、ユーモラスで、プリティなポップ・ソングだ。

これまでのキュアーの楽曲なら、せいぜいコウモリが飛び交う洞窟の探検か、古い洋館の地下室の床を掘り起こす時のBGMぐらいにしか使えなかったが、この曲なら行楽日和の太陽の下、海沿いのドライヴ・ミュージックに使用したっていいぐらいだ。

シングルカットされ、全英6位の大ヒットとなった。
わたしもキュアーではこの曲がいちばん好きだ。

PVもいつになく明るく、コミカルで、女子のファンなら「ロバちゃんかわいー?」なんて萌えちゃうこと間違いなしだ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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