パワー・ステーション/ゲット・イット・オン(1985)

Power Station

【コラボの快楽】
The Power Station – Get It On (Bang A Gong)

songwriter : Marc Bolan

80年代ロックを象徴するサウンドで爆発的な人気を博した英国のバンド、デュラン・デュランが人気絶頂のときに企画されたコラボ・バンドが、パワー・ステーションだ。

デュラン・デュランのアンディ・テイラー(g)とジョン・テイラー(b)を中心に、彼らがリスペクトするロバート・パーマー(英国のシンガー・ソングライター)がヴォーカル、そして元シック(ディスコ・ブームで人気を博したファンク系バンド)のドラマー、トニー・トンプソン、プロデューサーも元シックのバーナード・エドワーズというラインナップだった。

パワー・ステーションは、本国イギリスではもちろん、アメリカでも商業的に成功し、2枚のアルバムを残した。

この「ゲット・イット・オン」は、70年代英グラム・ロックの代表格、T.レックスの大ヒット曲のカバーだ。1stアルバム『パワー・ステーション』からのシングルで、全米9位、全英22位のヒットとなった。
T.レックスは、実はアメリカではこの71年のシングル「ゲット・イット・オン」だけしかヒットしていない。そのときは全米10位だったので、それも抜いてしまうかたちになった。

とはいえ、わたしはT.レックスはまあまあ知ってて懇意にしているけれども、デュラン・デュランやこのパワー・ステーションは、当時はまったく聴いていない、赤の他人である。当時わたしは、60年代の音楽ばかり聴いていて、流行の音楽を知らなかったからだ。

しかし、この「ゲット・イット・オン」は今聴くと、新鮮で面白い。
曲が生き返ったように生き生きとしている。

ドラマーとプロデューサーが元シックというファンク系の人なので、ベースとドラムがゴリゴリで、キレのいいサウンドが爽快で気持ちいい。

デュラン・デュランよりも本格的、と言うと怒られるかもしれないが、ギターなんかもやけにカッコいいので気に入って、取り上げることにしたのだ。

↓ T.レックスのオリジナル。

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