ブルー・チアー/サマータイム・ブルース(1968)

ファースト・アルバム(紙ジャケット仕様)

【カバーの快楽】
Blue Cheer – Summertime Blues

ローカルなSNSで《納涼激アツ ロックまつり》が開催されていて、「暑い夏に聴くとより一層アツ苦しくなる名曲を挙げる」ということらしいので、わたしも参戦しよう。

サンフランシスコのバンド、ブルー・チアーによる、エディ・コクランの代表曲のカバーだ。彼らの1stシングルとして発表され、全米14位のヒットとなった。

強烈なディストーション・ギターがメインの、原曲の夏の爽やかさやユーモアなど微塵もなく、酷暑の鉄工所での重労働しか思い浮かばない、ヘヴィなバージョンだ。聴いてるだけで喉が渇いてくる。

アルバム・ジャケットはミッシェル・ガン・エレファントのアルバム『チキン・ゾンビーズ』の元ネタである。

↓ エディ・コクランのオリジナル。