世界中で利用されまくったタイトル曲〜ジョン・レノン『イマジン』(1971)【食わず嫌いロック】#36
John Lennon “Imagine” (1971) たかだかロック・アルバムについて書こうというだけなのに、これほど厄介に思える作品もない。 なにしろタイトル曲は、これまで散々世界...
「食わず嫌いロック」一覧
最後のハード・ロック・バンド〜ガンズ・アンド・ローゼス『アペタイト・フォー・ディストラクション』(1987)【食わず嫌いロック】#35
Guns N’ Roses "Appetite for Destruction” (1987) ハード・ロックの歴史は、60年代末のレッド・ツェッペリンの登場に始まり、ガンズ・アンド・ローゼ...
圧倒的多数派の支持を得た陽キャロック〜ボン・ジョヴィ『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』 (1986)【食わず嫌いロック】#34
Bon Jovi “Slippery When Wet” (1986) 1986年と言えば、わたしが20才の年だ。 この20才からの3年ほどが、わたしがロックをまったく聴いていない「...
80年代スラッシュ・メタル四天王のあと二組はちょっと無理でした…【食わず嫌いロック】#33
Slayer “Reign In Blood” (1986) メタリカ、メガデスに加えて、スレイヤー、アンスラックスの4組を、80年代当時は「スラッシュ・メタル四天王」と呼んだらしい。 ...
メタリカをクビになった男の逆襲〜メガデス『ピース・セルズ…バット・フーズ・バイイング?』 (1986)【食わず嫌いロック】#32
Megadeth “Peace Sells... But Who's Buying?” (1986) メタリカの『メタル・マスター』と同じ1986年にリリースされたメガデスの2nd『ピース・セ...
スラッシュメタルの頂点に立った傑作、メタリカ『メタル・マスター』(1986)【食わず嫌いロック】#31
Metallica “Master Of Puppets” (1986) 1980年代までは、ロックとヘヴィメタルの間には厳然たる壁のようなものがあって、リスナーは互いを行き来したり、にっこり...
永遠のお洒落ロック、デュラン・デュラン『リオ』(1982)【食わず嫌いロック】#30
Duran Duran "Rio" (1982) おっ洒落だなあ。 感嘆するしかない。 この【食わず嫌いロック】のシリーズでこれまでわたしがその克服に挑戦してきた、あんなハード・ロック...
ツイン・ドラムの独創的なビートで世界を席巻した、アダム&ジ・アンツ『アダムの王国』(1980)【食わず嫌いロック】#29
Adam and The Ants “King of The Wild Frontier” (1980) アダム・アンド・ジ・アンツの名前をよく聞いたのはわたしが中二の頃だった。 海賊風のヴ...
日本で人気が高かった八百万の神の一人、マイケル・シェンカー・グループ『神（帰ってきたフライング・アロウ）』(1980)【食わず嫌いロック】#28
Michael Schenker Group "The Michael Schenker Group" (1980) 悲しいことや苦しいことがあった日は、ハード・ロックで現実逃避に限る。 ...
無名の天才ギタリストを世界に知らしめた、オジー・オズボーン『ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説』(1980)【食わず嫌いロック】#27
Ozzy Osbourne "Blizzard of Ozz" (1980) アルコールや薬物に溺れすぎて使い物にならなくなったオジー・オズボーンは、1978年にブラック・サバスをクビになった...
ヘヴィメタル界の聖典、アイアン・メイデン『魔力の刻印』(1982)【食わず嫌いロック】#26
Iron Maiden "The Number of the Beast" (1982) 実はアイアン・メイデンは中学3年生のときにほぼリアル・タイムで、1st『鋼鉄の処女』と2nd『キラーズ...
工場機械のように金属的でクールなサウンド、ジューダス・プリースト『ブリティッシュ・スティール』(1980)【食わず嫌いロック】#25
Judas Priest “British Steel” (1980) これぞヘヴィメタル、というサウンドだ。 70年代にもヘヴィメタルと呼ばれるバンドはいたが、わたしにとってのヘヴィメ...
アイルランドの国民的英雄、シン・リジィ『ブラック・ローズ』(1979)【食わず嫌いロック】#24
Thin Lizzy “Black Rose (A Rock Legend)” (1979) 本国アイルランドでは国民的人気、というよりも英雄的人気と言ったほうが相応しいらしい、シン・リジィが...
ジミヘンを愛しすぎるドイツ人ギタリスト、エレクトリック・サン『天地震動〜ジミ・ヘンドリックスの魂に捧ぐ』(1979)【食わず嫌いロック】#23
Electric Sun “Earthquake” (1979) ジミヘンかぶれのドイツ人ギタリスト、ウリ・ジョン・ロートがスコーピオンズを脱退した後に結成した3ピース・バンド、エレクトリック...
傑作と言いたいけれどやっぱり恥ずかしい、スコーピオンズ『狂熱の蠍団〜ヴァージン・キラー』(1976)【食わず嫌いロック】#22
Scorpions Virgin Killer (1977) あれっ？と思ったオールド・ファンも多いだろうが、現在本作はこういうジャケットになっているのである。 知っている方は誰しもあの...
今週の”食えなかった名盤”たち九題【食わず嫌いロック】#21
今週も数々の食わず嫌いロックの克服に挑戦してみたものの、あまりに素晴らしすぎるか、あまりに深すぎるかで、残念ながらわたしの駄耳がついていけず、食わず嫌いを克服できなかったロッククラシックの名盤たち9タ...
米国産妙ちきりんロック二題【食わず嫌いロック】#20
Sparks "Kimono My House" (1974) この妙ちきりんなジャケットはよく知られているが、実際に聴いたことがある人は少ないのではないか。わたしもジャケットだけは30年前か...
圧倒的にラウドで猛烈に野蛮なのに音楽的。モーターヘッド『オーヴァーキル』(1979)【食わず嫌いロック】#19
Motörhead Overkill (1979) 1979年に発表されたモーターヘッドの2ndアルバム『オーヴァーキル』を聴いてみた。 これは凄い。 モーターヘッドはいいぞと聞いてい...
本当はジジくさくない、ZZトップ『トレス・オンブレス』(1973)【食わず嫌いロック】#18
ZZ Top Tres Hombres (1973) そのむさ苦しい見た目のイメージとバンド名から、「そんなジジくさいバンドなんか聴けるか！」と若い頃は思っていたためにスルーし続けてきた米テキ...
80年代ハード・ロックの扉を開いた画期的名盤、ヴァン・ヘイレン『炎の導火線』(1978)【食わず嫌いロック】#17
Van Halen Van Halen (1978) ヴァン・ヘイレンが1978年2月にリリースした1stアルバム『炎の導火線』だ。 中学3年の夏休みが終わりに近づいた頃だったと思う。こ...