【50年代ロックの快楽】
Bill Haley & His Comets – Rip It Up
Bill Haley & His Comets – Rip It Up
ソングライターのロバート・ブラックウェルとジョン・マラスカルコによって書かれた曲で、オリジナルはリトル・リチャードだ。シングルとして1956年6月にリリースされ、全米17位のヒットとなった。
同年にビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツがカバーして、これも全米25位、そして全英4位のヒットとなった。
リトル・リチャードはいかにも彼らしくワイルドで力強くてサイコーだけど、ビル・ヘイリーのバージョンもアレンジの完成度が高く、スピード感もあってカッコいい。
動画はダンスがメインでバンドは少ししか映ってないけど、中盤から激しくなる高速の柔道みたいに女子を投げ飛ばすキレキレダンスはたしかにバンドよりも目を惹く。
また、1975年にリリースされたジョン・レノンによるカバー・アルバム『ロックンロール(Rock ‘n’ Roll)』にも収録されているので、ご存知の方も多いだろう。
3種それぞれ魅力的で好みがわかれるところだが、わたしはビル・ヘイリーのキレの良いバージョンがいちばん好きかな。
↓ リトル・リチャードのバージョン。
↓ ジョン・レノンによるカバー。
Visited 34 times, 1 visit(s) today