No.052 カーペンターズ/トップ・オブ・ザ・ワールド (1972)

40/40

≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その52
The Carpenters – Top Of The World

カーペンターズはリチャード(兄)とカレン(妹)によるアメリカのポップ・デュオだ。
日本でもものすごく人気が高かった。
日本における外国人アーティストのシングルレコードの売り上げはビートルズを抜いて1位なのだそうだ。

日本人に好まれるタイプの声とサウンドなのだろう。
わたしもカレン・カーペンターは、最も好きな女性ヴォーカルのひとりだ。
「天使の歌声」というよりもっとエレガント、「女神の歌声」とでも呼びたくなるようなカレンのヴォーカルはとくにその低音が魅力的だ。
そしてその美しい声を邪魔しないよう、控えめでムダなものがないアレンジがまた素晴らしい。

「トップ・オブ・ザ・ワールド」というのはべつに売れて天狗になってる歌ではなくて、あなたを愛しているから世界のてっぺんにいる気分、という恋する気持ちを歌った歌だけれど、文字通りこの曲は全米ナンバーワンとなり、彼らはポップス界の頂点を極めたのだ。

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