≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その97
Sheryl Crow – If It Makes You Happy
96年の2ndアルバム『シェリル・クロウ』からのシングル・カットで、全米10位の大ヒットとなり、彼女の代表曲となっている。
ミズーリ州出身の彼女は、大学で音楽の学士を取得後、31歳でデビューした遅咲きだ。
カントリーを基礎にした、明るく前向きな楽曲が良く似合う。
美人だけど、セクシーな要素を売りにしていないし、だからと言って変に男っぽく振舞ったりもせず、プライベートの失恋でヘコむところは思いっきりヘコんだりする人間臭さも含めて、申し分なくカッコよく、爽快な女性だ。歌もうまい。
もし役者をやるなら、絶対に失敗しない外科医なんかが似合いそうだ。
わたしは彼女のことをこの曲で知り、今でもこの曲が一番好きだ。
ラフなギターストロークでゆっくりと歌い始めるのも惹きつけられるし、サビの絶叫がまたカッコいい。
きわめてシンプルなわかりやすい曲で、一度聴いたら忘れられない。
全体にあまり深い意味は無い歌詞のようだけど、サビの部分ではこんなふうに歌われる。
もしそれであなたが幸せを感じるなら
そんなに悪いものじゃないはず
なのにどうしてそんなに悲しむの?(Written By Jeff Trott, Sheryl Crow)
ちょっとうしろめたいことで悩んでいる時に、きれいでしっかりしたおねえさんにこんなことを言われたら嬉しいだろうな。