No.265 ザ・クラッシュ/アイ・フォート・ザ・ロウ (1979)

Essential Clash
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その265
The Clash – I Fought the Law

カバー曲の選曲やアレンジというのはそのバンドの本質的なセンスが問われるものだ。
その点このクラッシュはカバー曲の選曲も絶妙であるし、そのアレンジも原曲を超えた魅力的なものになっている。
ただの勢いだけのパンクバンドで終わらなかったクラッシュは、そのセンスの良さでやはりズバ抜けたものがあったのだ。

この曲は、ザ・クリケッツがオリジナルである。
クリケッツはバディ・ホリーのバンドだが、彼が事故死した後もソニー・カーティスというヴォーカリストを入れて活動が続けられた。
この曲はそのソニーが書いて、1959年に発表したものだ。

クラッシュの最大の武器である、ジョーの男臭いヴォーカルとミックの少年のように透き通ったコーラスのコントラストがサイコーな、シンプルでパワフルでテンションの上がる名曲だ。

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