No.270 ブルース・スプリングスティーン/ハングリー・ハート (1980)

ザ・リバー(REMASTER)
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その270
Bruce Springsteen – hungry heart

十代の頃に、初めてブルース・スプリングスティーンを知った曲だ。

今でもこの曲を聴くと、なにかがこみあげてくるように胸が熱くなり、いろいろな場面の記憶がよみがえる。
歌詞に自分を重ね合わせて心を揺さぶられたり、孤独を感じたり、自分の間違いについて考えたり、勇気づけられたりした。

なんて思ってる人はきっと世界中にたくさんいるのだろう。わたしもそのひとりだ。
すべての、”満たされない心”を抱えた人々のテーマ曲だ。

あ。
また孤独の歌だった。
わたしはどうしてもそういう歌に魅かれるらしい。

この曲が書かれたのは、アズベリー・パークでスプリングスティーンがジョーイ・ラモーンと偶然に出会ったことがきっかけだったらしい。
ジョーイはラモーンズに曲を書いてくれとブルースに頼み、ブルースは快諾してその晩に一気に書いたのが、この曲だった。

しかし自身のプロデューサーだったジョン・ランドーに聴かせると、この曲を提供するのはやめろ、と止められたということだ。
ジョン・ランドーはこの曲がヒットソングになると確信したのだ。

シングルとして発売されると、ブルースにとって初めてのトップ10入りとなる大ヒットとなった。

ラモーンズは好きだけど、あげなくてよかったと思う。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする