No.358 ボブ・マーリィ&ザ・ウェイラーズ /イズ・ディス・ラヴ (1978)

Kaya
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その358
Bob Marley & Wailers – Is This Love

1972年にアイランドレーベルでメジャーデビューしてから7枚目となるアルバム『カヤ』に収録された曲だ。

あのギャングあがりの革命戦士のような若き日のボブ・マーリィを思うと、ずいぶんと丸くなったような笑顔のジャケット写真が象徴するように、このアルバムは明るい曲調の楽曲が多い。

ボブ・マーリィは1976年12月、政治的な抗争に巻き込まれて狙撃されるという衝撃的な事件があってジャマイカを離れ、それから1年半後に再びジャマイカに戻って発表したのがこのアルバムだった。

我が身に銃が向けられて命を狙われるという経験はいったいどれほどの恐怖と絶望を感じただろう。
その経験を彼がどう乗り越えたのかわからないが、まるでなにかが吹っ切れたような、悟りきったような明るさだ。
わたしはこのアルバムが大好きだ。

この「イズ・ディス・ラヴ」はポップソングとしてもよくできた曲だ。
明るく、美しく、そして万人への愛のメッセージが込められた、彼の代表曲である。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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