ヒストリー・オブ・ロック 1983【インディ・シーンの興隆とダブリンからのスーパー・ルーキー】Greatest 10 Songs
1983 東京ディズニーランドが開園し、NHKのドラマ『おしん』が大ブームになったこの年、アメリカでもイギリスでもなく、アイルランドのダブリンという辺境から、本格派のスーパー・ルーキーが...
メジャーからマイナーまで、ロックの名曲や名盤をお薦めしたりしなかったりするブログです。旧屋号《ロックの快楽》より改称。
1983 東京ディズニーランドが開園し、NHKのドラマ『おしん』が大ブームになったこの年、アメリカでもイギリスでもなく、アイルランドのダブリンという辺境から、本格派のスーパー・ルーキーが...
1970年代後半から80年代前半にかけて、世界的なメガ・ヒットを連発し、世界中のリスナーから支持を得て、通算数千万枚、数億枚というとてつもないセールスを誇り、技術的にも高度なレベルのロック・バ...
1982 1981年8月に開局したアメリカのケーブルチャンネル《MTV》は、80年代のロック&ポップス・シーンを根底から変えてしまった。 それまでライヴというイベントを除い...
1981 米国のスペースシャトルが初めて宇宙を飛び、英国のチャールズ皇太子とダイアナ妃が結婚し、日本ではクリスタル族やなめネコが流行した、なんとなく人類が浮かれ気分だったこの年、わたしは...
1980 セックス・ピストルズを脱退し、P.I.L.を結成したジョン・ライドンの「ロックンロールは死んだ」という宣告の通り、パンク・ムーヴメントと、栄華を誇った70年代ロックの時代は完全...
【80年代ロックの快楽】 The Vaselines - Son of a Gun スコットランド出身のユージン・ケリーとフランシス・マッキーによる男女ユニット、ザ・ヴァセリンズは、先週のミー...
米アリゾナ州出身のミート・パペッツは、カート(vo,g)とクリス(b)のカークウッド兄弟と、デリク・ボストローム(dr)による3ピースバンドとして、1982年にブラック・フラッグが設立したSS...
【80年代ロックの快楽】 Meat Puppets - Up On The Sun 米アリゾナ州出身のミート・パペッツは最初、ハード・コアバンドとしてデビューした。 しかしすぐにそのスピード...
ザ・ジャムのフロントマンとして「イン・ザ・シティ」を書いたとき、ポール・ウェラーはまだ18歳の少年だった。 ザ・ジャムのアルバムを1stから順に聴いていくと、彼らの音楽の変化はそのままポ...
【80年代ロックの快楽】 The Style Council - Shout to the Top! この特徴的なイントロを聴いただけで、小倉智昭の「おはよーございまーーす!」というあいさつが...
【80年代ロックの快楽】 The Style Council - You're the Best Thing わたしが若い頃、同じパンク好きとジャムの話で盛り上がったりすると、その後で恐る恐る...
英ロンドンで結成されたバンド、ロキシー・ミュージックは1972年にデビューした。 当初は、その派手な衣装やデヴィッド・ボウイの前座を務めたことなどから、当時流行中のグラム・ロックの一派と...
【ディランのアルバム全部聴いてみた 34枚目】 Bob Dylan "Oh Mercy" 絶不調期からの脱出を賭けて、U2の『焔』や『ヨシュア・トゥリー』のプロデュースを手掛けたダニエル・ラノ...
米ペンシルヴァニア州出身のダリル・ホール&ジョン・オーツは、1972年にデビューした。 われわれの世代にとっては、80年代前半に大ヒットを連発し、80年代ポップスを牽引したアーテ...
【ディランのアルバム全部聴いてみた 29枚目】 Bob Dylan "Empire Burlesque" わたし19歳、ディラン44歳の作品。19歳と44歳なんてこの世でいちばん噛み合わない年...
【80年代ロックの快楽】 Utopia - I Just Want to Touch You トッド・ラングレンが1973~86年にかけて、ソロと並行して活動したユニット、ユートピア名義の5t...
【パワー・ポップの快楽】 The Primitives – Crash ザ・プリミティヴズは、80年代後半のイギリスのインディ・シーンから出てきたバンドだ。 この曲は1988年リリースの...
一昨日発売された、ストーンズの『刺青の男(Tatoo You)』の40周年記念エディションのスーパー・デラックス版というのを聴いてみた。CD4枚組である。 ディスク1は1981年発表の『...
【カバーの快楽】 Aretha Franklin - Jumpin' Jack Flash 1986年公開のスパイ・コメディ映画『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』の主題歌として使用された、ロ...
当時、中学生だったわたしは音楽雑誌の『涙のラナウェイ・ボーイ』のジャケット写真を使った広告で初めて彼らを見て、「カカ、カ、カッケー…」とシビれてしまい、下敷き代わりにしていたA4サイズの透明ケ...