No.311 ハウリン・ウルフ/ザ・レッド・ルースター (1961)

Howlin' Wolf
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その311
Howlin’ Wolf – The Red Rooster

ロックファンにとってはストーンズがカバーしたことで有名になった曲だろう(ストーンズはこのシングルで全英1位になったのだ。なんて時代だ)。
わたしも最初はストーンズ、次にサム・クックのバージョンを聴き、このオリジナルはその後で聴いた。

ストーンズも、あの若さでよくあんな渋い演奏をしたもんだと感心するのだけど、しかしこのウルフ先生のオリジナルの大迫力にはかなわない。
ルースターは雌鶏のことだけど、彼の歌で聴くと見上げるような巨鳥がのっしのっした歩いてくるようだ。

若い頃のわたしはあまりウルフ先生の良さがわからなかった。ダミ声のインパクトが強すぎてその他の要素が聴こえてなかったに違いない。
今はそのダミ声のカッコ良さはもちろんのこと、アレンジや彼の楽曲の持つ独特のグルーヴ感みたいなものも気に入っている。

この≪500≫に3曲も選ぶことになるとはちょっと自分でも意外だったけど、今はこの独自のスタイルを貫き通した大真面目な武道家みたいなウルフ先生がカッコよくてたまらないのだ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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