Alice Cooper – I’m Eighteen
「僕は18歳、でもなにが欲しいのかわからない。なんて言っていいかわからない。毎日混乱してる」と、大人でも子供でもない年齢に戸惑っている少年の気持ちを歌った歌だ。
メジャー・デビュー・アルバム『エイティーン(Love It to Death)』からのシングルで、全米21位と、アリス・クーパーにとって初めてのヒット曲となった。
エイティーンの頃なんて青春真っただ中の、無邪気で楽しかった思い出ばかり、という人も多いだろう。
でもわたしは自分がエイティーンの頃のことなんて、できれば思い出したくない。思い出すだけで顔から火が出るような恥ずかしさと今さらどうにもならない後悔の思いが沸き上がって来て、布団にもぐってキャーーーーーッなどと叫びたくなるのだ。
そんなエイティーンの頃の後悔と懺悔の想いは、ちょうど10年前にこのブログで、『アリス・クーパー/グレイテスト・ヒッツ』についての記事で長々と書き連ねた。
いったいなにをこんなに熱くなっているのか、ほとんどアリス・クーパーそっちのけ、読者もそっちのけで、自分の気持ちの吐露を延々と書き連ねている。
まあでも、今読んでも書いてることは間違っていないと思うし、最近はなかなかこんな風に熱くはならない自分を、なんだかつまらないやつになってきてるなあ、と10年前の記事を読み返しながらあらためて思った。
これも老化のせいかなと思わないでもないが、まだまだ朝立ちもするし、牛丼は大盛で注文するし、枯れるには早い年齢だ。
いい年してバカかと思われてもいいから、また我を忘れるぐらいの熱い文章を書いてみたいものだ。