No.250 アリス・クーパー/スクールズ・アウト (1972)

SCHOOL'S OUT
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その250
Alice Cooper – School’s Out

デヴィッド・ボウイのコンセプトはSFっぽいイメージだったけど、アリス・クーパーはホラーだ。
国もジャンルも違うけど、奇抜なメイクや演劇的なステージなど、意外とこの二人は似たようなことをしていたのかもしれない。

アリス・クーパーのホラーのコンセプトとブラック・サバスの悪魔信仰のコンセプトはその後のヘヴィメタルでもずっと受け継がれているので、いい加減なんか違うコンセプトはないのかと思ってたらBABY METALがキツネを出してきたのには意表を突かれた。
なんの悪意も害も無い、なんならちょっとご利益でもありそうなヘヴィメタルという発想がもう新しいとしか言いようがないですね。

この曲はシングルでも全米7位まで上がるヒットを記録した。
アリス・クーパーはこの曲についてインタビューで「”スクールズ・アウト”を仕上げた時、我々は国歌を作ったのだと悟った」と答えている。
爆笑というほかない。
いいぞ、師匠。

なんて素敵な新アメリカ国歌だろう。
バカなアメリカのキッズたちもきっと大喜びで歌ったにちがいない。
でも秋になったらやっぱりしょんぼりしながらみんな学校に戻ってきて、人生そんなに甘くないということに気づくという、そういう教訓がこめられた歌なのかもしれない。

まあそれはそれでロックンロールなのかもしれない。
ファンタジーとリアルのせめぎ合いだ。

それにしてもこれでこのブログも250回、今日で前半終了、折り返し地点だ。
なんだかあっという間だったなあ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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