No.009 ベン・E・キング/スタンド・バイ・ミー (1961)

Stand By Me: Original Motion Picture Soundtrack
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その9
Stand By Me • Ben E. King

シンプルで印象的なイントロに始まり、一度聴いただけで耳に残るメロディのこの曲は、この時代のオールディーズ・ソングとしては、日本で最もよく知られている曲のひとつだと思う。
たぶん「ジョニー・B・グッド」や「風に吹かれて」や「抱きしめたい」よりもずっと。

この曲は発表当時も大ヒットしたのだけど、今のように日本でも広くCMに使われ、愛されるきっかけになったのは1986年の映画『スタンド・バイ・ミー』によってだろう。
わたしは職業柄よく知ってるけど、この映画の人気は何年たっても衰えない。

映画は、純真だった少年時代に友だちといっしょに過ごした日々への郷愁みたいな内容だけど、これにはやはり多くの人が共感するものがあるのだろう。
この映画による胸の掴まれ方は半端ではない。
だいたいの人がこれを観ると泣くと言う。
わたしもたしか泣いたはずだ。

たとえ映画を観ていなくても、”stand by me”という、僕のそばにいてほしい、僕の支えになってほしい、というシンプルすぎてグッときてしまうメッセージに男女問わず、思わず目がしらが熱くなってしまうのだと思う。

とくにわたしは間奏の美しすぎるストリングスが何度聴いてもグッとくるなあ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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