【夜のロック】#8
Spencer Wiggins – Once in a While
Spencer Wiggins – Once in a While
スペンサー・ウィギンスは、テネシー州メンフィス出身のソウルシンガーだ。
サザン・ソウル、またはディープ・ソウルとも呼ばれる、サム・クック~オーティス・レディングあたりから始まった、わたしが最も愛する系統のソウル・ミュージックだ。
彼は地元のゴールド・ワックス・レコードから7枚のシングルを出したものの、鳴かず飛ばずだった。
レコード会社を移籍してもやはり売れず、アルバムを1枚も残すこともないまま、73年頃には引退してしまった。
この曲を聴くと、なぜスペンサー・ウィギンスが売れなかったのか、まったくわからない。
オーティス・レディングやジェイムズ・カーと比べても見劣りしない、迫力のある素晴らしい歌声だし、楽曲もアレンジも、見事な完成度だ。名曲である。
なのにどうしてこれが売れなかったのか、だれかわかる人がいたら教えてくれ。
まあ売れなかったのは今さらどうしようもないにしても、スペンサー・ウィギンスの名前や楽曲はもっと知られるべきだと思う。
わたしのこの非力なブログではどうしようもないとはいえ、ほんの少しでもだれかに聴いてもらえたら嬉しい。
wikiによると、2000年代にゴスペルのレコードを出したそうだ。
存命中で、現在75歳である。
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