No.425 ジェイムス・カー/ザ・ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート (1967)

YOU GOT MY MIND MESSED UP
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その425
James Carr – The Dark End of the Street

オーティスよりもさらにディープなサザンソウル、ジェイムズ・カーの代表曲だ。

この曲を収録した1stアルバム『ユー・ガット・マイ・マインド・メスト・アップ』はサザンソウルを代表する名盤である。
オーティス・レディングの最良の作品と比べてもまったく遜色ないほど、素晴らしく充実した内容だ。

ヴォーカルはもう滅茶苦茶良いが、バックの演奏もまた素晴らしい。
わたしの好きなディープソウル・ミュージックとは、こういうものだ。

ただし、わたしがこの曲を知ったのは、フライング・ブリトー・ブラザーズによるカバー・バージョンだった。
それにしてもまあグラム・パーソンズという人は、本当にいろんなことを教えてくれる人だ。

高い評価にも関わらず全盛期にはたった2枚しかアルバムを残さなかった。
所属のレコード会社が倒産し、そしてその後もいくつかレコード会社を渡り歩いたりしたものの、持病の鬱病に苦しめられたり、抗鬱剤の副作用などもあって、安定した活動ができなかった。
79年の日本ツアー時も体調が悪く、ステージ上でフリーズしてしまうようなこともあったらしい。
持病など無ければもっと多くの素晴らしい作品を遺してくれただろうにと思うと、本当に惜しい。

90年代には活動を再開し、アルバムも2枚発表したものの、やがて肺がんを患い、2001年に58歳で死去している。

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