飲みながら聴きたいストーンズの名曲10選〈ザ・ローリング・ストーンズ【100グレイテスト・ソングス】#25~30〉

今回は、このブログの熱狂的ファンからのご要望に応え、「お酒を飲みながら聴きたいストーンズの10曲」を選んでみました。

ひとり飲みでも、ストーンズ好きの仲間と飲みながらのBGMとしても、どちらにも使える10曲を選んだつもりです。

(ここで選んだ曲は【100グレイテスト・ソングス】にも数えます)

#1 地の塩(1968)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#6

Salt of the Earth

ベガーズ・バンケット

まず、乾杯の音頭はこの曲から。
1968年の名盤『ベガーズ・バンケット』の最終曲だ。

重労働の人々に乾杯
社会の底辺に生まれたことに乾杯
良いことと悪いことのためにグラスを掲げ
「地の塩」に乾杯
(written by Jagger & Richards)

「地の塩」とは、この世で最も大切なものを指す。
ここでは、労働者や貧しい人々のことだ。

貧しい労働者たちが安酒場に集まって、重労働の仕事の愚痴を肴に酒をナメているうちだれかがギターを取り出して歌いだしたかのような、そんなステキな歌だ。

#2 ユー・ガット・ザ・シルヴァー(1969)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#24

You Got The Silver

レット・イット・ブリード

2曲目は昨日【100グレイテスト・ソングス】として書いたばかりのこの曲で、1969年の名盤『レット・イット・ブリード』収録曲。

「飲みながら聴きたい」となると、なんとなくキース・リチャーズの声が聴きたくなる。
もうすでに酔っぱらってるみたいだからかな。

#3 スウィート・ヴァージニア(1972)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#8

Sweet Virginia

メイン・ストリートのならず者

1972年の名盤『メインストリートのならず者』収録曲。

わたしはあんまり飛んだり跳ねたり踊ったりしながら飲むタイプではないので、こういうリラックスしながらもテンションが上がる曲を、サビなんかいっしょに口づさみながら飲みたいのです。

あと、電子楽器の音は悪酔いするので避けたいな。

#4 友を待つ(1981)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#25

Waiting on a Friend

刺青の男

1981年発表のアルバム『刺青の男』の最終曲。

ストーンズにはめずらしい(?)友情について歌った歌だ。

PVは、ミックがアパートの前で待っているところへ、キースがやってきてハグして、みたいな、ストーンズらしからぬ仲良しのイチャイチャが見られる。たとえ演技だとしてもグッとくる瞬間である。
ストーンズファンが愛するPVの、ベスト3には入るのではないか。

#5 ファー・アウェイ・アイズ
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#26

Far Away Eyes

Some Girls-Deluxe Edition (2cd)

1978年のアルバム『女たち』の収録曲。

これもリラックスした雰囲気の、ゆる~いカントリー調のナンバー。
狭い練習スタジオみたいなところでただ普通に演奏しているだけの地味なPVがストーンズらしくなくて、逆に良い感じだ。

#6 リトル・レッド・ルースター(1964)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#27

Little Red Rooster

ビッグ・ヒッツ(ハイ・タイド・アンド・グリーン・グラス)

シカゴ・ブルースの名ソングライター、ウィリー・ディクソン作で、ハウリン・ウルフが歌って1961年発売された「ザ・レッド・ルースター」のカバーだ。

1964年にストーンズ9枚目のシングルとして発売され、全英1位の大ヒットとなった。

それにしても、こういう曲が1位になる、この時代のイギリスって凄いなとあらためて畏れ入る。
今からは想像がつかないほどのブルース・ブームだったのか、それともストーンズの人気がとんでもなかったのか。

ミックのヴォーカルとブルースハープ、ブライアンのスライドギターで気持ち良く酔いが回りそうな、真夜中に聴きたい曲だ。

#7 タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン(1974)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#28

Time Waits for No One

イッツ・オンリー・ロックン・ロール

1974年発表の『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』収録曲。

「時は誰のことも待ってくれない」という、時間の残酷さを歌った歌だ。

ミック・テイラーによる叙情的なギターが特徴的な、ギターソロも長くて、ストーンズにはどちらかというと多くないタイプの名曲だ。

1969~1974年というストーンズ黄金期に、加入時たった20才だったミック・テイラーがもたらしたものは本当に大きかったと思うが、このアルバムを最後に彼はストーンズを去ってしまった。

#8 メモリー・モーテル(1976)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#29

Memory Motel

ブラック・アンド・ブルー

1976年のアルバム『ブラック・アンド・ブルー』収録曲。

なんだかだんだん、しんみりした酒になってきたなあ。
決して暗い酒ではないと思うのだけど、心に沁みるような曲のほうがわたしは酒が旨くなるということだ。

夜更けまで古い友人と飲んでいて、もう何度したかわからないような思い出話をまた繰り返している、そんな生産性のない素敵な時間を過ごしながら、聴きたい曲だ。

#9 ライトを照らせ(1972)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#30

Shine a Light

ローリング・ストーンズ×マーティン・スコセッシ「シャイン・ア・ライト」オリジナル・サウンドトラック

1972年の名盤『メイン・ストリートのならず者』収録曲で、マーティン・スコセッシ監督による2008年公開の映画『シャイン・ア・ライト』のタイトル曲になった曲だ。
あの映画も良かったな。

ドラマチックな曲で、夜更けに最後のもうひと盛り上がり。

#10 スリッピング・アウェイ(1989)
ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#9

Slipping Away

スティール・ホイールズ

1989年の『スティール・ホイールズ』収録曲。

気づいたら窓の外が白み始めていて、なんだよまた飲みすぎたなあ、じゃあ仕方ねえから帰るかぁ、じゃあまたね、と覚束ない足取りで帰路に就く、そんな情景も浮かんでくる、お開きにぴったりの曲だ。
「蛍の光」じゃないけど、毎日閉店の合図にこの曲を流すような酒場があってもいいのではないか。

また日常に戻って、がんばって生きて行こう、欲張りすぎず、ヘマをしないように。
そんなことを噛みしめながら、夜明けの道を我が家まで歩いて帰りたい。

全体に、なんだか哀愁漂う選曲になってしまったけど、まあわたしはそんな音楽を聴きながら、気の合う仲間とTORYS CLASSICでも飲めれば、それで幸せだ。

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