ザ・ローリング・ストーンズ/ストレイ・キャット・ブルース(1968)

ベガーズ・バンケット

ザ・ローリング・ストーンズ
【100グレイテスト・ソングス】#41
The Rolling Stones – Stray Cat Blues

1968年の名盤『ベガーズ・バンケット』収録曲。

15歳の少女をベッドに誘い、「おまえのママは、おまえがこんな声を出すなんて知らないだろうな」と嗤う、完全アウトな歌詞が、兇悪で血なまぐさいサウンドに乗せて歌われる、禍々しいブルースである。

オリジナルのスタジオ録音版のミック・ジャガーのヴォーカルはまるで、頭のネジの外れたヤク中の連続殺人鬼のようだ。

ライヴではさらにミック・テイラーがメタメタ弾きまくって、ヴォーカルをかき消すほど、さらにラウドな混沌としたものになっている。

70年代ハード・ロックの先駆けのようでもあり、後の90年代ギター・ロックのようでもある。プライマル・スクリームはもちろんのこと、ジーザス&メリー・チェインなんかも、実はこんな音楽をやりたかったのではないかと想像したくなる。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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