No.366 ザ・プリテンダーズ/チェイン・ギャング (1982)

Learning to Crawl
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その366
The Pretenders – Back On the Chain Gang

この曲は1982年にシングルとして発表され、プリテンダーズにとっては初めて全米トップ10入りした出世作だ。
この曲を収めた3rdアルバム『ラーニング・トゥ・クロール』も全米5位(イギリスではなぜか11位)となり、彼らの世界的な成功のきっかけとなった曲とも言える。

しかしその道のりは平坦ではなかった。
このアルバムの発売直前、ベーシストのピート・ファーンドンを薬物問題で解雇している。
ピートはクリッシー・ハインドの元恋人でもあった。

そしてそのたった2日後に、ギターのジェイムズ・スコットがコカインの過剰摂取で急死する。
バンド存続の危機だったが、新しいギターにロックパイルのビリー・ブレムナー、ベースにはビッグ・カントリーのトニー・バトラーを迎えて、この曲を録音した。
そして死んだジェイムズに捧げる曲として発売された。

この曲がチャートを駆け上がっているころ、クリッシーはキンクスのレイ・デイヴィスとの子供をご懐妊となり、翌年に女児が誕生した。
レイ・デイヴィスとは結婚せず、シングルマザーとして娘を育てた。そしてその後二度結婚し、二度離婚している。
人生波乱万丈である。

動画は1985年のライヴ・エイドのときのものだ。
それにしてもクリッシー・ハインド、いい声だな。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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