≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その369
Style Council – Walls Come Tumbling Down
人気絶頂の時にジャムを解散し、ポール・ウェラーがキーボードのミック・タルボットと組んだプロジェクトがこのスタイル・カウンシルだ。
ジャムが大好きだったわれわれは、このスタイル・カウンシルには肩透かしを食らった感じだった。
当時のブラコンに寄せたサウンドに実験性も加えた音楽は、ボンビーでダサくてアホなわれわれには残念ながらそんなシャレシャレな世界は理解不能だったのだ。
でもまああらためて聴いてみるとこの曲のように、後期のジャムとそんなに変わらないカッコいい曲だってある。わたしはこの曲がとても好きだ。
この曲は、彼らの最高傑作と評されることの多い2nd『アワ・フェイバリット・ショップ』からシングルカットされ、全英6位のヒットとなった。さらにアルバムは、全英1位の大ヒットとなる。
しかしこのあたりをピークにして、スタイル・カウンシルはあまりに様々な音楽スタイルをやり散らかしたことで迷走していった。
4thアルバムは酷評され、89年の5thアルバムは当時流行のハウスを取り入れたもののレコード会社に発売を拒否され、スタイル・カウンシル自体も自然消滅するという寂しい結末を迎えている。
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コメント
普遍的なポップス
よく聴くとスタカンのサウンドって80年代集がする気がします。元相方のミックはすっかり頭が寂しくなりましたが、ウェラーはエクササイズとかしてなさそうなのにいつまでも若々しいですね。時々スーツが私服でジーンズにシャツ等の普段着が仕事着な時がある気がします。ウェラーって私だけかもしれませんがUK版ブルーススプリングスティーン的な立ち位置にいるかも。