ザ・シャーラタンズ/ウィアドー(1992)

ビトウィーン・10th・アンド・11th

【90年代ロックの快楽】
The Charlatans – Weirdo

シャーラタンズは、マッドチェスター・ムーヴメントに乗っかって最後に登場して、美味しいところだけをかっさらっていった賢いグループだった。

ストーン・ローゼスのイアン・ブラウンに似たヴォーカリストと、インスパイラル・カーペッツに似たキーボードを擁した、いいとこ取りだった。

そのうえ彼らはマンチェスターの出身でもなかったし(ウエスト・ミッドランズ出身)、歌メロはほとんど書けなかったが、それでも1stアルバムがいきなり全英1位を獲得するなど、あのマッドチェスター・ムーヴメントの中では最も商業的に成功したバンドだった。

わたしは正直言ってこのバンドには思い入れがないが、この「ウィアドー」(全英19位)はカッコいいなと思っていた。
ハモンド・オルガンのリフとベースラインは超カッコいいが、歌メロの魅力はほぼ無い。
やはり彼らは基本ダンス用の、ヴォーカルの入ったインスト・バンドなのだとわたしは理解している。

この「ウィアドー」は2ndアルバム『ビトウィーン・10th・アンド・11th』の収録曲だ。

わたしはそこまでしか聴いていなかったので、以降のシャーラタンズがどのような道を歩み、成長を遂げたのか、今回調べてみるまでわたしは知らなかった。

96年にはキーボードのロブが飲酒運転で事故死した。33歳の若さだった。
それを乗り越えてメジャー・レーベルと契約し、アルバムは全英1位に輝いている。

彼らは2017年までに13枚のアルバムを発表し、今も現役である。
きっとずいぶん成長したのだろうなあ。

新譜が出たら聴いてみよう。

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