No.075 ニール・ヤング&クレイジー・ホース/ヘイ・ヘイ、マイ・マイ (イントゥ・ザ・ブラック) (1979)

ラスト・ネヴァー・スリープス
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その75
NEIL YOUNG & CRAZY HORSE – Hey Hey, My My (Into the Black)

ロックンロールの王様だったエルヴィス・プレスリーが死んだ1977年、イギリスではセックス・ピストルズがアルバム『勝手にしやがれ』を発表してパンクムーヴメントが巻き起こっていた。

この曲でニール・ヤングは、王様は死んでもロックンロールは死なない、と歌い、セックス・ピストルズのジョニー・ロットンの名前を歌詞に入れてエールを送っている。

ロックンロールが巨大産業に変わっていき、大人向けの複雑で難解なものになっていった時代に、ふたたび若者らしい反骨心とストレートな情熱を放出させたパンクロックに共感をこめて歌ったものだった。
当時の写真で、ピストルズのTシャツを着て演奏しているニール・ヤングの写真も見たことがある。

楽器のことには疎いのでどうやったらこんな音になるのかわからないけれど、思いっきり歪ませた、音にならなくなる寸前みたいなギターのリフが衝撃的だった。
ロックンロールの持つポジティヴなパワーとダークサイドの両方をリアルに表現した、ロック史における最重要曲のひとつだとわたしは思っている。

数えきれないほどの名曲を書いた彼の作品の中で、わたしが最も好きな曲でもある。

動画は91年の≪傷だらけの栄光≫ツアーのもの。
ソニック・ユースを前座に従えた、絶好調のツアーのときのものだ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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