No.220 マーサ&ザ・ヴァンデラス/ダンシング・イン・ザ・ストリート (1963)

dancing in the street
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その220
Martha Reeves & The Vandellas – Dancing In The Street

以前に書いた「ヒート・ウェイヴ」と同様に、これもまたロック・アーティストによるカバーが多い曲だ。
全米2位の大ヒットとなり、英国でも当時のモッズたちに愛された名曲だ。

ミック・ジャガー&デヴィッド・ボウイのバージョンが有名だけど、他にも、ヴァン・ヘイレン、キンクス、ザ・フー、ローラ・ニーロ、ママス&パパス、フィル・コリンズ、などもカバーしている。

モータウンサウンドの全盛期、パワフルで勢いがあるけどどことなくチャーミングでポップな、独特のサウンドが素晴らしい。この曲はそのシンボルみたいな曲だ。

なにも深いものは無いけれど、そこがカッコいい歌詞だ。
可愛らしい乙女心を歌ったような歌詞ではないから、ロックバンドもカバーしやすいのだろう。
ライヴならご当地の地名を入れたりするとまた盛り上がるしね。

グループを組むまではモータウンレコードで秘書として働いていたマーサ・リーヴス、そのダイナミックな歌声も素晴らしい。