No.146 トッド・ラングレン/瞳の中の愛 (1972)

Something / Anything
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その146
TODD RUNDGREN – I Saw The Light

米国ペンシルヴァニア州に生まれたトッド・ラングレンを、わたしは今日までイギリス人だと思い込んでいた。
さっきwikiで知ったのだ、恥ずかしながら。

まあそれぐらい彼のことはよく知らないということだけれど、でもアルバムは何枚か聴いていた。
たぶんその音楽の印象がとてもイギリス的に聴こえていたのだろう。
イギリス的というか、ビートルズ的というか。

彼は「ストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」をシンセなどを使って細部まで完璧に再現するというカヴァーを録音しているぐらいで、もうオタクも超えて、たぶんビートルズになりたいぐらいの人なのだ。
現在はリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドのメンバーでもあるので、さらにビートルズに近づいたと言えるだろう。
よかったじゃないか。

この曲は72年の彼の3枚目のアルバム『サムシング/エニシング?』の収録曲で、シングル・カットされて全米16位まで上がるヒットとなった。
キャッチーな歌メロが印象的で、一度聴いただけで覚えられる。
楽器の演奏もコーラスも彼がすべてひとりで録音している。

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