『リックド・ライヴ・イン・NYC』(2022)
The Rolling Stones
本作はもともと2003年にアメリカの有料テレビで放映されたライヴだ。2003年1月18日の米ニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンでの公演である。
この映像と音源が2022年にリマスターされ、DVD、Blu-ray、CD2枚組、LP3枚組、配信など様々な形態でリリースされた。以下は2枚組CDの収録曲目だ。
Disc 1
- Street Fighting Man
- Start Me Up
- If You Can’t Rock Me
- Don’t Stop
- Monkey Man
- Angie
- Let It Bleed
- Midnight Rambler
- Tumbling Dice
- Thru And Thru
- Happy
Disc 2
- Gimme Shelter
- You Got Me Rocking
- Can’t You Hear Me Knocking
- Honky Tonk Women
- Satisfaction
- It’s Only Rock ‘N’ Roll
- When The Whip Comes Down
- Brown Sugar
- Sympathy For The Devil
- Jumpin Jack Flash
うーん、チャック・リーヴェルのピアノが相変わらず五月蝿いな。
今回も定番曲が中心になっていて、初めてライヴ収録されたものとしては、最新シングルだった「ドント・ストップ」、そして『ヴードゥー・ラウンジ』収録のキースが歌う「スルー・アンド・スルー」の2曲だ。「イフ・ユー・キャント・ロック・ミー」は久しぶりの収録。
ライヴの定番曲では「無情の世界」と「ミス・ユー」が今回は入っていないが、どっちも中間で観客に歌わせたりとやたらと長く演奏する傾向にあって正直聴いてられないので、入ってなくてホッとした。
余談になるが、わたしはライヴ中にアーティストが観客に歌わせるのがそもそも大嫌いだ。あんたが歌うのを聴きたくて来たのに、と思ってしまう。待ちに待った代表曲のサビの部分なんかで、突然歌うのをやめて観客にマイクを向けたりするともう、ガッカリを通り越して哀しくなってしまう。頼むからやめてくだい。
なんか今回は文句ばっかり垂れちゃったな。
ライヴ盤ばっかりで飽きてきたからかな。
(Goro)