【映画】『バード』(1988) ★★★☆☆

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【音楽映画の快楽】
Bird

監督:クリント・イーストウッド
主演:フォレスト・ウィテカー
音楽:レニー・ニーハウス

モダン・ジャズの原型を創った、1940年代に活躍したアルトサックス奏者、チャーリー・パーカーの生涯を描いた作品。

劇中に「15歳のときに自分が麻薬中毒だと気づいた」というセリフもあるように、若い頃から麻薬と酒に溺れ、精神病棟への入退院も繰り返し、革新的な天才演奏家・作曲家としての評価を得ながらも破滅的な生き方で健康を損ない、34歳で心臓麻痺で夭折した。

ちなみにわたしは、ジャズがまったくわからない。

ブルースやソウルの親戚みたいなものだろうと思って過去に何度かトライしてみたが、一向にその良さがわからないので困ったものだ。音楽界でいちばん苦手かもしれない。

だからわたしにはこの映画を評価する資格は無いのだけれど、クリント・イーストウッド監督作なので見ないわけにはいかない。わたしは彼の監督作はすべて観ている。

『バード』は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した。
大のジャズ・マニアで、自ら演奏や作曲もするクリント・イーストウッドの、それはもう並々ならぬ力の入り方も伝わってくるけれども、わたしは彼の監督作の中ではどちらかというと好きじゃない方の作品だ。

力が入りすぎたのか、いつものイーストウッド監督らしいユーモアや、映像の美しさ、テンポの良さに欠けるという印象だ。

まあ、主人公はつねに死にかけで、恋人はずっと泣いてる悲惨な物語なのでしかたがないのかもしれないけれども。

おまえがジャズがわからんから、面白さもわからんのだ、と言われればそうなのかもしれないけれども。

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