No.103 エルモア・ジェイムズ/ダスト・マイ・ブルーム (1951)

Dust My Broom
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その103
Elmore James – Dust My Broom

エルモア・ジェイムズは1918年にミシシッピ州に生まれた。マディ・ウォーターズより5歳下だ。
この曲は彼の看板となっている三連のスライドギターがイントロから炸裂しまくる、彼の代表曲だ。
彼の墓には「KING OF THE SLIDE GUITAR」と彫られているほどで、このスライドギターの印象が強い。

ギターももちろんカッコいいのだけど、わたしは彼の豪快な声も好きだ。
「アゲラッスウーーンネディモーニン、ンンンンンンンンンン」
という語尾のビブラートがたまらない。

よりによって友だちと浮気しやがった性悪女に怒り狂って「出て行ってやる!」と啖呵を切るものの、やっぱり出ていく決心がつかない哀愁漂うおっさんの歌である。

いいなあ。

メリー・クリスマス。

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