≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その259
Rod Stewart – I Was Only Joking
ロッドの曲の中で最も好きな曲のひとつだ。
ロックンロールを歌うカッコいいロッドももちろんいいけど、あの永遠の悪ガキみたいなロッドが、後悔や隠してきた本音を自虐的に語るこの歌は、その嗄れ声のヴォーカルがいつもよりずっと切実に、哀愁を帯びて聴こえる。心の奥底からの真実の歌に聴こえる。
わたしもロッドに引けを取らないほどバカな男なので、歌詞に触発されて自分の半生について考えてしまう。
油断してると、後半の素晴らしいギターソロにつられて様々な思い出がよみがえってきて、思わず泣きそうになったりもする。