ロッド・スチュワート/アイム・セクシー(1978)

スーパースターはブロンドがお好き(紙ジャケット SHM-CD)

【70年代ディスコの快楽】
Rod Stewart – Da Ya Think I’m Sexy?

映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のメガ・ヒットで、世界的なディスコブームとなった1978年以降、大物ロック・アーティストたちが、次々と禁断のディスコ・ビートを取り入れて大ヒットをかっ飛ばした。

その先鞭をつけたのが1978年5月に発売されたローリング・ストーンズの「ミス・ユー」だ。
この曲についてはすでにこのブログでも紹介済みなので、興味ある方はご一読を。
(ザ・ローリング・ストーンズ/ミス・ユー 1978)

そのストーンズに続けとばかりに、かどうかは知らないが、およそ半年後に発表、全米・全英で1位というストーンズを超えるビッグ・ヒットとなったのがこの「アイム・セクシー」だ。

結果的にこのシングルはロッド・スチュアート唯一のプラチナ・ディスクとなり、キャリア最大のヒットとなった。

たしかにこれもカッコいい曲だとは思うけれど、ディスコ・ソングが最大のヒット曲になり、代表曲と認知されたことに関しては、どんな気分だったのだろう?

この曲には後年、さらにケチがついた。

ブラジルのアーティスト、ジョルジ・ベンの「タジ・マハール」という曲を盗作した疑いで裁判にかけられて敗訴し、ロッド自身もパクったことを認めたのだ。

ロッドにとっては、バカ売れしたけど、あんまり良い思い出のない曲だから今はきっと歌ってないんだろうなあ、と思って最近のライブのセット・リストを調べてみたら、4日前のL.A.ハリウッドボウルで、本編の最後(アンコール前)で歌っていた。
まさに代表曲の位置付けだ。
めでたし、めでたし。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする