No.269 J.D.サウザー/ユア・オンリー・ロンリー (1979)

ユア・オンリー・ロンリー
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その269
J.D. Souther -You’re Only Lonely

昨日のポリスに続いて、これもまた孤独の歌だ。
きっとわたしは孤独の歌が好きなのだろう。

J.D.サウザーはテキサスで育ったこともあり、テキサス出身のロイ・オービソンから強い影響を受けたらしい。
この曲はロイ・オービソンの「オンリー・ザ・ロンリー」に似たところがあるし、歌声もロイ・オービソンを思い出させるような感じだ。
パクりというよりは、リスペクトするロイ・オービソンへのオマージュと言うべきだろう。

ちなみに、J.D.サウザーの生まれはデトロイトなので、テキサスに引っ越さなかったら、もっとべつの音楽をやっていたに違いない。
こんな心にしみる名曲は生まれず、上半身裸で爆音のロックをやっていたかもしれない。

その後彼はウエストコーストでイーグルスと共に曲を書いたり、リンダ・ロンシュタットのプロデュースをするなどして、ウエストコーストの熱い時代を影で支えることになる。

わたしが13歳の時に、この曲は日本でも大ヒットしていた。
月刊明星の付録の歌本にこの歌が載っていたことをよく覚えている。
当時のわたしにはまだこの曲の魅力はわからなくて、チープ・トリックやキッスのほうが好きだったけど。

久しぶりに聴くと、思ってた以上にテンポが遅い。
この遅さがいいなあと思った。
じんわりと心にしみる遅さだ。

記事を書いた人(Goro)

愛知県在住。中学卒業後、無知蒙昧のまま社会にさ迷い出て、底辺職を転々した後、地元の映画館に拾われる。映画館に10年勤めた後、レンタルビデオチェーンのバイヤーを20年勤め、現在は再び底辺職で肉体労働の日々に返り咲く。心に平安が訪れている。生活に不満はなし。音楽にはいろいろと救われている。「映画は映画館で観なきゃダメ派」ではない。

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