広末涼子/MajiでKoiする5秒前(1997)

MajiでKoiする5秒前

【ニッポンの名曲】#58
作詞・作曲:竹内まりや 編曲:藤井丈司・ストリングス編曲:服部隆之

広末涼子のデビュー・シングルとして竹内まりやが書き、プロデュースも手掛けた曲。オリコン2位の大ヒットとなった。

竹内まりやは女性アイドルに、クオリティの高いポップスを数々提供してヒットさせているが、これはその最高傑作だと思う。

まるでシュープリームスが歌い出しそうな、黄金時代のガールズ・ポップだ。
わたしの特殊能力である「脳内変換」によって、ダイアナ・ロスの声に変えて聴いてみるとこれが素晴らしい。全米チャート1位である。

そして、2013年に発売された『Mariya’s Songbook』のボーナス・トラックとして、竹内まりや本人が歌っているこの曲のデモ・バージョンがあるけど、これがもうダイアナ・ロス以上である。
当時42歳だったはずの歌声が、まったく違和感ないどころか、この曲の良さをあらためて思い知った素晴らしいトラックだった。

もちろん、当時17歳の広末涼子によるハツラツとした歌唱も、可愛らしくて悪くない。

しかし、2年ほど前に広末が『しゃべくり007』に出演したときのこと、この曲を「今でも歌っていますか?」と訊かれた広末は、「絶対歌わないです」と強い口調で言い切った。
その理由は「恥ずかしいから」とのこと。

…………。

MajiでNaguriてぇ。

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